2021/8/28 アイスを冷凍庫に溜め込めない話

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私はアイスが大好きで今日はアイス好きな友人二人とわざわざ車を借りてシャトレーゼに向かった。

私たちが住んでいる下界の地域にシャトレーゼはなく,標高が高いところに位置するシャトレーゼに行かねば,お店限定販売のアイスを食べることができないのだ。

皆大きな保冷剤入りのバックを持ってきて買い込む気満々である。

 

いざ店につくとそこは天国。アイス好きにはたまらない。

イオンなどのスーパーではお目にかかれないアイスしかなく,個性派揃いでどのアイスにも手を伸ばしてしまいそうだ。

ただ,いつもなら気にする財布の紐が今日はゆるいので気になったアイスはだいたいカゴに入れる。とはいってもレジ前には行列ができており,さらに見たことがないアイスが山のようにある。カゴを入れてから持ち前のバッグに入れるまでの時間は短縮したいのがアイス好きの性。家の安全地帯にアイスを入れるまではできるだけ溶かさないのがアイス好きの性。

なので人通り商品ケースを一周し,これぞと決めたアイスを一斉に次々とカゴに入れた。

作戦通り決済までの時間は掛からなかったもののついついスタンプカードなるものを作ってしまい少し時間をかけてしまった。

店を出ると皆アイスを食べたい衝動に従い,各々が好きなアイスを食べ始めた。

といっても車は近くのホームセンターに止めており,少し距離があったのでスプーンを必要としないアイスを選択。

私は以前食べたことのある塩バターコーンを選んだ。

もちろんリピートしたのは美味しいからで,暑さで汗をかいていたのでなおさらうまい。

 

今更だが私はアイスが大好きである。アイスを月に60個ほど食べているくらい好きだ。概算なのでもしかするともっと食べているかもしれない。

ただ一つ問題を抱えている。

 

あったら食べてしまうのだ。アイス以外の食材に関してはそういったことはあまりないのだが,アイスは買ったら冷凍庫に貯めることができない。1日たりともだ。

 

例えばパルムを一箱買ったとしよう。

パルムは一箱6個入りで1つ55ml。つまり一箱で330mlのパルムを堪能できる。

私のように1人暮らしをしている人ならば1日1個ないしは2個ずつ,3日~1週間かけて楽しむプランを立てるのが一般的だ。

店によるが一箱およそ300円前後なのでそのくらいのペースが経済的にもちょうど良い。

ただ私の場合,買い物後家についてからどんなにおそくても3時間以内に全てなくなっている。早いと20分とかからない。

もちろん買う段階でのプランは皆さんと同じだ。

数日分のアイスとして箱のパルムを選ぶのだ。ただ家の冷凍庫,言い換えるといつでも開けられる金庫にパルムが置いてある状況では話が違う。

私を止めるものは誰一人としていないのだ。せめてゴキブリでも冷凍庫のとってにいれば話は別だが。

さらに厄介なのはその状況だけではない。

アイスは基本的に全て美味しいのだ。パルムであればなおさらだ。

1個食べたら脳から快楽物質が放出され,もっと報酬をくれといってくる。科学に私が叶うはずがない。慣性というなの余力が働き手を出したくなら抑えられるかもしれないが,外力が加わって加速度の増加が止まらない。

抗おうとも決して止めることはできないのである。

 

これだけ説明すればわかっていただけるだろうか。

 

つまるところ,私が今日買った9個のアイスは全て2時間以内になくなったのである。